温泉 イオン組成による分類

●イオン組成による分類名 <溶存物質総量1,000mg/kg以上>

1、食塩泉(ナトリウム-塩化物泉)・・・
 主要成分にナトリウムイオンと塩素イオンを含み、食塩として5g/kg以下を弱食塩泉、15g/kg以上を強食塩泉と呼びます。
別名「熱の湯」と言われ、塩分により汗の蒸発を防ぐため保温性に優れています。舐めると塩分により塩辛い味です。

2、重炭酸土類泉(カルシウム(-マグネシウム)-炭酸水素塩泉)・・・
 主要成分にカルシウムイオン(またはマグネシウムイオン)とHCO3-イオンを含みます。鎮静作用があり炎症を抑える効果があり、アトピー性皮膚炎や皮膚病に良いとされています。

3、重曹泉(ナトリウム-炭酸水素塩泉)・・・
 主要成分にナトリウムイオンとヒドロ炭酸イオンを含みます。
美肌作用が高く別名「美人の湯」「美肌作りの湯」と呼ばれ、皮膚病ややけど、切り傷などに効果があると言われています。
また飲用すると胃酸を中和し、胃の活動を促進させる作用があります。

4、芒硝泉(ナトリウム-硫酸塩泉)・・・
 主要成分にナトリウムイオンと硫酸イオンを含みます。
別名「傷の湯」と呼ばれ、高血圧や動脈硬化症などに効くと言われています。

5、石膏泉(カルシウム-硫酸塩泉)・・・
 主要成分にカルシウムイオンと硫酸イオンを含みます。
カルシウムの作用により鎮静効果があり、神経痛やリウマチ、高血圧、痛風などに効果があると言われています。

6、正苦味泉(マグネシウム-硫酸塩泉)・・・
 主要成分にマグネシウムイオンと硫酸イオンを含み、またpHが9以上では、塩素イオンが硫酸イオンより少し多い場合硫酸塩泉と呼ばれます。
別名「脳卒中の湯」と呼ばれていますが、日本には数が少ない温泉です。高血圧や動脈硬化に効果があると言われています。

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